相続 / 相談先の入口
誰に聞けばいい? 迷ったら「困っていること」で選ぶ
相続では、税金・土地の名義・家族の話し合いなどが重なることがあります。最初から相談先を完璧に決めなくても大丈夫です。今いちばん困っていることに近い入口から確認してください。
まだ相談先を決めなくても、分かっている期限・財産・借金・聞きたいことだけ書いておくと、次の確認に進みやすくなります。
いちばん近いものから
相談したいことを3つに分けると
専門家の名前が分からなくても大丈夫です。今の困りごとに近いものを選ぶと、このページの該当箇所へ移動します。
税金や申告について聞きたい
国税庁は、タックスアンサーやチャットボットに加え、国税局の電話相談センターを案内しています。
税理士は税務相談、税務書類の作成、税務代理を行う税の専門家です。各地域の税理士会でも相談会が案内されています。
相続放棄や家族間の争いなど、法律判断を相談したい
裁判所は、対立する相手がいる場合の見通しや、どのような対応が有利かといった法律相談には答えられないため、法テラスや日本弁護士連合会などの法律相談窓口を案内しています。相続放棄の期限が近い場合も、手続案内だけで判断しにくければ早めに法律相談の入口を確認してください。
家族の話し合いが進まないとき
「分かっていること」と「意見が違うこと」を分けて書く
家族で話がまとまらないときは、その場で結論を出そうとせず、まず手元の紙に次の3つを分けてみてください。相手の同意や法律上の権利を、このメモで決めるものではありません。
- 確認できたこと
手元で確かめた資料、分かっている財産や借金、届いた書類。確認していないことは混ぜずに書きます。
- まだ分からないこと
財産の有無、書類の場所、家族に聞きたいこと。「未確認」と書いたままでも構いません。
- 意見が違うこと・専門家に聞きたいこと
どの点で意見が分かれているか、何を確かめたいかを分けます。相手の考えは、直接確認できた範囲だけ書きます。
対立が強い場合は、直接の話し合いを無理に続けず、法律相談の入口を確認してください。署名や財産の処分など、後で影響が大きいことを分からないまま急いで決めないでください。期限が気になる手続きは、話し合いとは別に期限を確認しましょう。
土地・建物の相続登記について聞きたい
日本司法書士会連合会は、相続登記の進め方や必要書類などを相談できる相続登記相談センターを案内しています。
まだ「何を聞くか」も整理できていない
期限、分かっている財産・借金、遺言書、家族で決まっていないこと、いちばん聞きたいことを書くだけで、相談の入口を作れます。
事情によって必要な専門分野は変わります。このページは相談先を断定するものではなく、最初の入口を選びやすくするための案内です。家族間の争いや権利関係など、税務・登記だけでは整理できない問題がある場合は、法律相談を含めて適切な専門家への確認を検討してください。
確認した公的・専門職団体の案内
確認日:2026年10月7日